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ライフラインマネジメント

ライフラインマネジメントの必要性

ライフライン(上水道、下水道)や消雪施設は、快適な市民生活や社会活動を営む上で欠くことのできない重要なインフラ施設です。21世紀社会における「美しく良好な環境」、「安全な暮らし」、「活力ある社会」の実現を目指し、健全な生活環境の保全のための持続可能なライフラインの構築が求められています。

ライフラインマネジメントの進め方

インフラ施設の計画的な維持管理や有効活用を念頭において、接続可能なライフラインマネジメント・システムを構築します。

ライフラインマネジメントに関する弊社の取り組み

弊社は、下水道施設・水道施設・消雪施設の設計実績を多数有しております。
維持管理分野においても、施設の調査・機能診断をはじめ、長寿命化計画、更新設計などを手掛け、さらに全体施設の更新計画も行っております。より快適な生活環境を実現するため、豊富な経験と先進技術の導入により、健全な水環境の保全・持続可能なライフラインの構築のための計画・設計を提供します。

長寿命化計画

下水道整備の進展に伴い施設の老朽化が進んでいます。下水道施設は、土木施設、機械設備、電気設備から構成される特殊な構造物です。寿命も一律ではないため、それぞれの特性に応じた「長寿命化計画」の立案をサポートします。

新技術(更新計画・設計)

水道施設・消雪施設は、数十年前に築造され数多くのストックが有り、更新時期を迎えた施設も多数あります。コスト縮減、維持管理性、省エネ等を踏まえた長寿命化対策と、施設重要度を考慮した優先順位設定等から、計画的・効率的な更新計画・設計をお手伝いします。

耐震化計画

大規模震災の発生から、国民の安心、安全確保への意識が高まるなか、財政状況逼迫等の環境下においても、社会資本の耐震化が求められています。
社会資本の中でも地震発生時にライフラインが果たす役割は大きく、震災リスク軽減を図るため、地域全体の上下水道施設の「耐震化計画」策定を行います。

エネルギー創出計画

地球温暖化の顕在化や世界的な資源・エネルギー需給の逼迫が懸念され、循環型社会への転換、低炭素社会の構築が求められています。浄水場や終末処理場等の上下水道の大型施設において、「省エネルギー」の観点から効率化システム・機器の導入や、「創エネルギー」の観点からの再生可能エネルギーの導入を図る「エネルギー自立型施設」を検討・計画します。